サンスーシ宮殿に
ベルリン旅行のハイライト、世界文化遺産のサンスーシ宮殿に行ってきました。
高校の世界史で習ったフリードリヒ大王の夏の離宮、その前庭にブドウとイチジクがたくさん
栽培されていること、最近になるまで知りませんでした。
なぜブドウとイチジクなのか?ブドウは王がワイン好きだったからとわかるのですが、イチジク
については?南国性のイチジクをわざわざ温室を作ってまで、寒冷地のプロイセンに植えたのは
何故なのか?その謎を解くための旅だったのですが、その成果はコンサート本番で!
宮殿には大王がフルートを夜な夜な演奏していたという有名な音楽室もありましたが、印象的だった
のは、壁や床など、宮殿の至る所にブドウやイチジクなど果物の装飾がなされていたこと。フリードリヒ
自らが設計に加わったというだけあって自身の趣味や好みが反映されていることは間違いなく、イチジク
をテーマとするコンサートの企画者としては非常に興味深い内容でした。